塗料で見る外壁塗装

名古屋で現在外壁塗装を考えているもののどこを見て選べばいいかわからない、そんな人は多いとされています。何もわからなくてもまずはイメージとして、色……つまり塗料から見ている人もいます。要である塗料から見る外壁塗装のあれこれがこちらです。

塗料選びで見る外壁塗装

外壁塗装

外壁塗装は住宅を守る外壁の修繕も兼ねているリフォームです。施工で必要な修繕を施したうえで塗料を塗り、機能性を向上させつつ新築のときの美観を住宅にもたらすことができます。機能性の部分はよくわからなくても、やはり外壁塗装を依頼する場合において壁の色はこれがいい!などの希望がでてきます。見た目が様変わりする塗料は外壁塗装の要!ここでは塗料について単価、耐用年数、そして人気の塗料について紹介いたします。外壁塗装工事は申請次第で負担は減るものの、まとまったお金がかかる工事です。そのため耐用年数も考慮しつつ、経済的にお気に入りの外壁を手に入れるのが理想的です。

各メーカーによって塗料の性能は変わるものの、ざっくりとした種類がありそれぞれに耐用年数と単価があります。とても多くの塗料がありますが、広く活用されているもの、人気のものが勿論あります。一般住宅で利用されていて、新築住宅にも採用されているのがシリコン塗料です。これは耐用年数が9~15年で、単価が2300~3000円とコスパ良好な塗料です。最も普及していると言っていい程に利用されており、最近新築を購入した、という人の住宅の外壁にも施されています。これ以前にはウレタンやアクリルが主流でしたが、耐用年数・単価共に優れているこのシリコン塗料がそれら塗料になり替わって利用されています。

そんな人気の塗料ですが、近年では更に優れているとされている塗料が出てきています。それがラジカル塗料で、化学技術満載のそれはまだ取り扱っている業者が少ないのが難点ではあるものの、各メーカーが競って開発を進めている、そんな塗料です。もしこれから依頼を考えている塗料がラジカルを扱っているのであれば詳しい話を聞いてぜひ検討をおすすめいたします。シリコン塗料とほぼ同じ単価で、耐用年数は12~15年に伸びます。耐用年数と単価のバランスの良さからこれらがいま人気をあげていますが、できるだけ塗り替え回数を少なくしたいからと、もっと耐用年数の長いものを求めるケースもあります。マンションや公共施設の外壁なんかが顕著で、これらはシリコンもラジカルも耐用年数が少々短いと見られています。

普通の一軒家に用いる場合は少々スペックがオーバーかもしれませんが、より耐用年数の長いものを求めるのであればおすすめの塗料がこちらです。まずはフッ素塗料、これは15~20年の耐用年数をもっています。単価もその分高いので予算を多く組める場合に限定されていますが、その単価に見合った高級感が感じられる塗料です。仕上がりが美しい故に一般的な住宅にも需要が高い、そんな塗料となっています。最後に無機塗料、これはとにかく耐用年数が長いものがいい!と考える場合におすすめです。そしてこれは熱にも強いので、コストは高いですが耐候性と快適性も得られる塗料とされています。

ただしその長い耐用年数がかえって仇になっている部分があり、塗り替え回数は少ないものの他の修繕箇所との兼ね合いがなかなかあわないです。タイミングを合わせるのが難しいという理由から塗り替え回数は減るもののかえってコストが高くなってしまう可能性があります。これ以外にも用途によって選択がおすすめの塗料はとても多いです。殆ど使われなくなった、とされているアクリル塗料も用途によっては最もおすすめになり得ますので、塗料選びは前もって知識を入れておいて損はないですが詳しいことについては業者と相談していくのが大事です。各ケースによって必要なものは異なります。それにあわせた塗料選びがおすすめです。もちろんこの時完成イメージを立てておくのが重要、色味やデザインをしっかり家族で相談して素敵な家のイメージをたてておくといいかもしれないです。

季節はいつがおすすめ?

外壁塗装

塗装は野外で行われるものなので季節による気候の影響はもちろんのこと、窓ガラスなどを養生するので換気、エアコンは施工中制限がかかる可能性が非常に高いです。真夏日にエアコンを使えない、ということはそうありませんが季節によってのメリットデメリットがあるのは間違いないのです。ここでは施工にあたって各季節はどういったメリットデメリットがあるのかについて紹介いたします。こうした野外の施工でおすすめの時期は春や秋、この時期は快適な気温と湿度、そして塗料の乾きやすさが優れています。それ故に人気シーズンでもあり、業者が繁忙期である場合が多いので早めの予約が大事です。また春は黄砂や花粉が付着しやすい環境、秋は台風で工期が遅れやすい環境であるというデメリットを念頭に置いておく必要があります。

この二つがおすすめ時期ですが、勿論施工自体はどの季節でも可能です。梅雨は施工ができないのでは?と考えるかもしれませんがけしてそんなことはなく、適切な湿度を保てば十分施工が可能です。ただし雨の時は工事ができないので、工期が長くなるのを前提に考える必要があります。夏は塗料が乾きやすくとてもいい時期ですが、窓が開けられないなどのデメリットが出てきます。冬は逆に塗料が乾きにくいシーズンで工期が長くなる可能性が高いですが、養生されている状態でも過ごしやすい気候である、というのがメリットです。季節によって異なる環境・気温、湿度、これらは外壁塗装工事に影響を与えます。メリットしかない時期というのは存在しないので、メリットとデメリットを比較しながら施工時期を選ぶといいかもしれないです。また依頼する業者の繁忙期との兼ね合いがあるのでしっかり問い合わせをおすすめいたします。

名古屋での外壁塗装まとめ

外壁塗装

名古屋では条件によっては金銭的な補助を自治体から受けられる場合があります。それが受けられない場合であってもローンを組んで対応ができます。外壁塗装は見た目だけではなく機能性の向上、そして家の劣化を遅らせるために重要なメンテナンス、美観以外にたくさんのメリットがある必須のリフォームです。おおよその相場は一軒家で60~100万円とされていますが、外壁塗装を放置してしまった場合、もっと修繕費用がかかる劣化が起こってしまう可能性があるので適切なサイクルで外壁塗装をしておくのがおすすめです。また、これは見てわかる施工です。塗装が完成し、生まれ変わった住宅を見るとやはり気分が高まるものです。修繕だけではなく美しい外壁で住宅を生まれ変わらせることが可能で、十分に価値があります。

但し業者選びはとても大事!名古屋にはたくさんの施工業者がいますので、まずは情報収集、そこから複数社に見積書を出してもらって比較すると失敗を減らせます。見積書の内訳が明確になっているか、相場より極端に安すぎないか、契約をむやみに急がせないか、資格や認可が十分か、保険はあるか、そうしたポイントを比較して失敗しない業者選びをするのが理想的です。残念ながら悪徳業者にあたってしまう可能性がある施工ですが、もちろん優良業者はたくさんいます。希望を伝えた上で比較していくと良い条件の業者を見つけられやすいのでまずは問い合わせをおすすめいたします。